聖ヴァーツラフ葡萄園とリフテル邸

プラハ城内の聖ヴァーツラフ葡萄園と新古典主義の夏の邸宅、リハルト邸(1836年)は、全面改築後、2008年9月にオープンしました。

聖ヴァーツラフ葡萄園とリフテル邸

クラーロフ(Klárov)と鹿の堀の間、旧王宮階段を見下ろす岩山の上に位置する、周囲を高い塀に囲まれた貴重な国家文化遺産であるこのエリアには、黒塔からプラハ城門の向かいの入口を使って入ることもできますし、またクラーロフから旧王宮階段下手の門を通って入ることもできます。

現在復活した聖ヴァーツラフ葡萄園は、旧王宮階段の壁と展望小道の上手との間、南側の丘陵上のエリア中央に位置しています。伝説では、これはチェコ国家の守護聖人ヴァーツラフ公が栽培した「神の葡萄園」であったとされています。新たに整備された葡萄園は、聖ヴァーツラフの生誕1100周年にあたる年に、一般向けにオープンしました。この土地の歴史は、チェコ国家の発祥とキリスト教受け入れと緊密に結びついているのです。この土地は、大都市の中心に位置していながら、その古来の姿をそのまま保持しているという点において、非常に貴重な存在となっています。

新古典主義の夏の邸宅、リフテル邸は、北側と南側にテラスを擁しており、またこれに隣接するパーゴラは、聖ヴァーツラフ葡萄園を縦に北側と南側に分割しています。リフテル邸は、新古典主義の建物としては、プラハではキンスキーの夏の邸宅に次いで有名なものとなっています。

そのユニークなロケーションにより、葡萄園からは視界を遮られることなく、旧市街、マラー・ストラナ、ベルヴェデーレを見渡すことができます。この素晴らしいパノラマ景色を見るだけでも、ここを訪れる価値は十分にあります。

聖ヴァーツラフ葡萄園とリフテル邸では、地元の住民、あるいは観光客を対象としたグルメ・イベント、ワイン祭り、社交・文化イベントなどを、各部門を代表する専門家と協力して開催いたしております。広大なこの土地は、旧王宮階段の南側に平行して聳える高い壁で囲まれており、そのため最大800人収容可能な敷地の内部は、プライベートな会議、社交パーティーなどに最適な場所となっています。ロケーション、そしてその広大さでも唯一無二の存在ともいえる、プラハ歴史地区中心に位置するこの多目的エリアは、以前は閉鎖されていましたが、2008年に待望のオープンとなりました。聖ヴァーツラフ葡萄園の敷地内では、チェコ共和国ワイナリー基金との共催で、チェコとモラヴィアのブドウ栽培の歴史と現在に関するプレゼンテーションも行われています。

敷地内には、主としてユニークなグルメ体験、およびワインと食べ物のコンビネーションにフォーカスした「ヴィラ・リフテル」の3つのレストランがございます。

ヴィラ・リフテル パノラマ・パーゴラ

  • 聖ヴァーツラフ葡萄園中央に位置する展望テラス
  • 総席数:150席

パーゴラの下に位置するこの展望レストランは、ボヘミア、モラヴィア産ワインの紹介に徹しており、ワインのおつまみとしての軽食、特別料理もオファーしています。

ヴィラ・リフテル ピアーノ・テッラ

  • リフテル邸の1階+南テラス、北テラス
  • 総席数:250席

チェコのフォーマルな家庭料理を中心としたメニュー

ヴィラ・リフテル ピアーノ・ノービレ

  • リフテル邸の2階
  • 総席数:90席

エクスクルーシヴなロケーションとユニークなガラスハウスが特徴のこのデラックス・レストランは、高級料理専門店です。

聖ヴァーツラフ葡萄園とリフテル邸のエリアは、一年を通じて10時から23時まで一般に開放されています。現在は、各入り口に提示されている入場者規則の厳守を前提に、入場無料となっています。但し敷地内における社交・文化イベント開催の場合には、管理者権限により一般向け開放時間が変更されることがございますのでご注意ください。また同様の特別イベントへの入場料は、各イベントの広告、エリアの出入り口掲示にてご確認ください。

開放・営業時間

フォトギャラリー

Svatováclavská vinice: nejlepší výhled na Prahu a údolí Vltavy
Svatováclavská vinice: nejlepší výhled na Prahu a údolí Vltavy
Svatováclavská vinice: místo pro gurmány
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Svatováclavská vinice: místo pro gurmány
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配置

城内マップ